カテゴリー別アーカイブ: 各地域のそうめん

五色そうめんの特徴について 五色そうめんの特徴はなんと言っても色。 人工着色料は一切使わず、赤は梅肉、緑は抹茶、黄は卵、茶はそば粉を使って色を出しています。 五色そうめんが生まれた当時は、赤は紅花、黄はクチナシ、濃紺はタ … 続きを読む →

五色そうめんの歴史について 色のついたそうめんはあちこちにありますが、元祖はこの松山の五色そうめんであると言われています。 五色そうめんの歴史は、松山でそうめんの商いを成功させた長門屋市兵衛から始まります。 寛永１２年( … 続きを読む →

五色そうめんの産地について 五色そうめんの産地、愛媛県松山市は松山城の旧城下町として発展してきた都市です。 正岡子規、高浜虚子を輩出し、夏目漱石の小説「坊ちゃん」、司馬遼太郎の近代歴史小説「坂の上の雲」の舞台ともなった文 … 続きを読む →

神埼そうめんの特徴について 神埼町役場に残されている「神埼町史」によると、幕末から維新にかけて「仁比山うどんに佐賀下地、神埼素麺シャキシャキ」という記述があるそうです。 製粉技術の高さが生んだ小麦の美味しさ、佐賀城下町・ … 続きを読む →

神埼素麺（かんざきそうめん）の歴史について 神埼のそうめんの歴史は古く、３７０～４００年前、諸国を行脚してきた小豆島の雲水が長崎街道の神埼宿で病に倒れたとき、神埼の人に世話になったお礼に、手延べそうめんの製法を伝えたと言 … 続きを読む →

神埼素麺（かんざきそうめん）の産地について 神埼そうめんの故郷、佐賀県神埼市は有名な吉野ヶ里遺跡の町でもあります。 江戸時代には小倉長崎間を結ぶ長崎街道の２５の宿場の一つ・神埼宿として発展し、古い町並みや史跡の中にその面 … 続きを読む →

備中手延べそうめんの特徴について 備中そうめんの特徴は適度なコシと喉越しの良さにあります。 それは近県で同じ麺文化が栄える讃岐や半田そうめんの強いコシとは違って、やわらかめの喉越しやつる味を重視したそうめんです。 手延べ … 続きを読む →

備中手延べそうめんの産地について 備中手延べそうめんは岡山県浅口市鴨方町とその周辺、昔の備中国で作られてきた手延べそうめんです。 鴨方そうめん、かも川そうめんとも呼ばれています。 もともと、岡山をはじめ香川、播磨(兵庫) … 続きを読む →

備中手延べそうめんの歴史について 備中における麺の歴史は大変古く、吉備の国では９世紀ごろに「麦切」という麺の一種が作られ、朝廷に献上されていたという記述が残っています。 しかし、備中で小麦がうどんやそうめんの原型のような … 続きを読む →

南関素麺（なんかんそうめん）の特徴について 南関そうめんには、製法が伝わってきた当時と同じ作り方で作っている白髪そうめんと、完全に乾燥する前に二つ折りにして乾燥させた曲げそうめんの２種類があります。 一つの産地で２種類の … 続きを読む →