小豆島手延べそうめんの歴史

小豆島手延べそうめんの歴史について

小豆島手延べそうめんの起源は、約400年前江戸時代の初め。

小豆島池田の人がお伊勢参りの帰りに三輪に立ち寄った際、そうめんの製造方法を学び、その技術を小豆島に持ち帰ったのが始まりだと言われています。

小豆島素麺同業組合の初代組合長・森氏の「素麺製造ノ起源」には、池田の人が三輪のそうめん作りを見て、「農閑期の農家の副業として適しており、家族の労力だけで生産できる」と考えて、三輪に再三通って技術を習得し、一年後にはこれに成功して、島にそうめん作りを広げたと記されています。

とはいえ、小豆島で手延べそうめんが盛んに作られるようになったのは、19世紀に入ってからのようです。

組合の一部素麺業者の創業年を見てみると、そのほとんどが1800年代後半であることが分かります。

小豆島の五大特産品・オリーブ、醤油、佃煮、胡麻油の中の一つとして、小豆島手延べそうめんは歴史を積み重ねてきました。

その足跡を体験して食べて学べる場所が「手延そうめん館」です。製造工程や歴史を学べるコーナーがあり、そうめんを干す時に行う箸入れ作業の実演を見学、体験もできますよ。

小豆島手延べそうめんを食べられるコーナーはもちろん、そうめんの販売もされています。


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