備中手延べそうめんの特徴

備中手延べそうめんの特徴について

備中そうめんの特徴は適度なコシと喉越しの良さにあります。

それは近県で同じ麺文化が栄える讃岐や半田そうめんの強いコシとは違って、やわらかめの喉越しやつる味を重視したそうめんです。

手延べ独特の適度なやわらかさと煮込んでも煮崩れないコシの強さから、鴨方の一般家庭ではそうめんが夏冬問わず常備されているところが多く、冷やして食べるだけなく、温かいにゅうめんで食すのも人気があります。

備中の人々とって、そうめんは贈答用に限らず、日常的に食卓に上るメニューとして定着し、親しまれていることが分かります。

備中手延べそうめんは全国のファンだけになく、地元の人々に愛され続けているそうめんなのです。

現在、浅口市鴨方町とその周辺には20軒ほど製麺所があり、備中手延べうどん、備中手延べそうめんが製造されています。

中でもかも川手延素麺株式会社は生産量が群を抜いて多く、工場見学や手延べ体験もできる大きな製麺所です。

木製水車が今も残されている麺蔵人直売所では、かも川手延素麺の工場直送の手延べそうめんを販売しています。

併設しているお食事処でそうめんを食べることもできます。

他の製麺所も近在しており、山陽自動車道からちょっと寄り道して製麺所巡りをするのも良いですね。


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