五色そうめんの産地

五色そうめんの産地について

五色そうめんの産地、愛媛県松山市は松山城の旧城下町として発展してきた都市です。

正岡子規、高浜虚子を輩出し、夏目漱石の小説「坊ちゃん」、司馬遼太郎の近代歴史小説「坂の上の雲」の舞台ともなった文学の薫り高い街であり、道後温泉が沸き出でる温泉の街でもあります。

一方、松山は温暖小雨の典型的な瀬戸内海式気候で、そうめん作りに適した土地柄です。

とはいえ四国はうどん文化圏、そうめんが日常的な麺料理にはならないのですが、五色そうめんは松山の名産品としてその地位をしっかりと守っています。

とりわけ色の美しさと味の良さから文化人に愛され、近松門左衛門は松山の豪商から贈られた五色そうめんのことを「賞玩よりまず見分の美玉冬日の遊糸とも申すべく・・・」と書いて賞賛していますし、松山出身の正岡子規は「文月のものよ五色の糸そうめん」と詠んで、五色そうめんが夏の盛りに欠かせないものであったことを後世に伝えています。

愛媛を代表する民謡、伊予節の中にも五色そうめんが登場します。

伊予節は江戸時代の文政から天保年間に作られた民謡で、大阪、江戸にまで知られていました。

伊予の名物名所が詠み込まれ、五色そうめんが松山の名品として広く認知されていたことが分かります。


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