播州手延べそうめんの特徴

播州手延べそうめんの特徴について

手延べそうめん揖保乃糸の特徴は、絹糸のように輝く細さとつるみ、もちもちした食感です。

全国生産高1位を誇りながらも、変わらない味と品質を守り続けられる秘密は、組合による厳重な管理体制にあります。

その表れの一つ、私たちが見て分かりやすい特徴が、そうめんを束ねている帯です。

揖保乃糸では黒が特級、紫がよりつむぎ、青が上撰、赤が上級と品質による等級を設けています。

この等級は、組合の検査指導員が全てのそうめんを検査し決定しているのです。

市場に出回っている揖保乃糸の80%が赤の上級。私たちがスーパーなどでもよく見かけるものがそうです。

最上級の黒帯・三神は、その細さ1本0.55mm~0.6mmという超極細そうめん。

組合から厳選された熟練の製造業者だけが作ることができる逸品です。

しかし、極細を追求するのだけではありません。

小麦にこだわったそうめんも揖保乃糸の特徴の一つです。

上撰の小麦は胚乳の中心部を使い、白くてソフト、なめらかな麺です。

よりつむぎは国産小麦だけを使用した、香り豊かなそうめん。

播州小麦を使ったその名も播州小麦は、兵庫県内小麦生産農家が丹精かけて作る小麦の味を最大限に生かし、もちもちした食感が際立つそうめんに仕上がっています。


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