三輪手延べそうめんの特徴

三輪手延べそうめんの特徴について
 
三輪そうめんの特徴は、何と言ってもその細さ、しかもただ細いのではなく、コシのある歯ごたえの良い麺であることです。

コシの強さの秘密は、三輪そうめんの製造時期が11月から3月の寒い時期に限定して作られているという点にあります。
気温が低いと生地のダレが抑えられ、塩分を少なくすることが可能なので、コシの強いそうめんを作ることができるのです。

さらに、奈良盆地に吹きおろしてくる冷たい季節風「おろし」が天日干しのそうめんをキリッと乾燥させ、コシの強さを増幅させてくれます。

冬は晴天日が多いこともそうめんの乾燥に適していますね。

この時期になると門干しされたそうめんがあちこちで見かけられ、三輪地方の冬の風物詩となっています。

三輪素麺工業協同組合では細さでそうめんをランク付けしていますが、各メーカーによってその細さには違いがあります。

究極の細さを追求したものになると、10グラム当たり130本、一般的な最も流通しているものが10グラム当たり30~40本ですから、どれだけ細いかが分かると思います。

細くてもコシが強く、手延べならではの歯ごたえが楽しめる三輪そうめんは、煮崩れしないので温かいにゅうめんにしても美味しくいただけます。


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