小豆島手延べそうめんの特徴について
小豆島そうめんの特徴は、なんと言っても胡麻油でしょう。
そうめん生地を途中で切らすことなく細く延ばすためには油が必要です。
一部の地域のそうめんを除いて、そうめん製造には欠かせないものです。
通常のそうめんは菜種油などを使うのですが、小豆島手延べそうめんは、胡麻油を使います。
胡麻油は小豆島の五大特産品の一つ。
国産純正の胡麻油を使っているのは小豆島手延べそうめんだけでしょう。
ほんのり黄味がかった色は胡麻油の色なのです。
胡麻油が特産品で、身近にあった食材であることは、小豆島手延べそうめんを特徴づけただけでなく、そうめんとしての品質を高めました。
それは、胡麻油があらゆる油の中でも酸化しにくいという性質を持っているためです。
胡麻油を使うことによって、そうめんそのものの酸化を抑え、通常のそうめん作りで行う油臭さを抜くための熟成の行程を通さなくても、風味豊かなまま食べることができます。
これが他のそうめんでは真似出来ない奥深い美味しさの秘密だと言えるでしょう。
島特産のオリーブオイルを使ったり、オリーブを練りこんだそうめんもあります。
小豆島だからこそ作れるそうめん、それが小豆島手延べそうめんの最大の特徴なのです。
⇒小豆島そうめんを楽天市場で探す